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枕草子の中の犬と猫

田辺聖子さん訳、清少納言の枕草子と「ターシャの輝ける庭」を図書館で借りて読む。

ターシャの輝ける庭は写真集。ペラペラめくって綺麗な庭に憧れる。

枕草子は現代訳なら1日2日で読める長さ。彼女の好み、分類、観察、日常のやりとり等が書かれている随筆集。

平安時代の生活や物の見方・考え方がわかる。身分制度、前世に関しては源氏物語と共通している。

本の中で目にとまった箇所が1か所ある。犬が登場する部分である。

犬を飼って犬の習性や心も知っているので犬の気持ちになって哀れに思えた。

平安時代の人との感覚の違いを知った箇所でもある。

こんな内容である。



お上から位と名前をもらって大切にされている猫が昼寝をしていた。

猫の世話係が部屋の中に入りなさいと言ったが猫は知らんぷり。

それで翁丸(おきなまる)という名の飼っていた犬に、「猫を噛みにいきなさい!」と言ったら、バカな犬は本気にして猫にむかって走っていった。

それを目撃したお上。

「犬を叩いて屋敷から追い払いなさい」と命じ追い払われる。

が、翌日、外で犬の騒ぐ声がする。翁丸では?と思うが、男どもに叩かれて翁丸かどうか顔がわからない。そして死んでしまったという。

それを聞いて清少納言の仕えていた中宮はつらがる。

翌日、犬がうずくまっって死んでいるのを見る。

かわいそうに・・・と哀れに言うと、死んだと思っていた犬はぶるぶる震えだし、涙をぽろぽろ流す。

体を地面に伏せてこちらを見ている。

もしかして翁丸?と思うが、名前を呼んでも来ないし、食べ物を与えても食べようとしないので翁丸ではないのではと思うが、やはり翁丸だった。

このことを皆に話すと聞いた人たちはみな大笑いする。

犬にもそんな心があるんだと思うとしめくくっている。


「笑う」という部分が現代とは感覚が違うと思った。

現代なら、半殺しの目にあっても戻ってきた忠犬といったところなのに。



風邪薬を飲んでうつらうつらしながら読んでいるからかもしれないが(書いている今も少しぼーっとしているが)、田辺聖子さんの源氏物語の訳は非常に読みやすかったが、こちらは原文に近い形で訳しているので、どこかすーっと入りきれない。

もう一度、読みなおしてみたい。



今日のありがたいと思ったいいこと・・・。

図書館で今日借りてきた本は買えば2冊で約5千円。

年間にすれば、本代が10万以上。

これだけ読みたい本を気軽に読めてありがたいな♪

清少納言や紫式部の時代は印刷技術が無くて、紙も高価で、人が毛筆で手書きしたのを読んでいたので、本をたくさん読みたくても読めなかった。

今はいい時代。


それとこれはいい事日記をつけはじめて、いい事を考えるようにしたことによるいい事?

草が抜いても抜いても生える。見るとうんざりだった。

が、今日、見た時、「土が栄養があるからね」と浮かんできた。頭で考えるのではなく見た瞬間、ふっと浮かんできた。物事をいい風に考える癖がつきつつあるかも?





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Last Modified : -0001-11-30

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