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平安時代の物語『おちくぼ姫』

『おちくぼ姫』(田辺聖子訳)を読む。

物語は継母に召使いのように虐げられていた美しい姫が、高貴な若者に見染められ、幸せになる平安時代のシンデレラ物語。

継母は実の娘たちだけを可愛がり、姫には粗末な着物を着せ、食べ物もろくに与えず、縫物ばかりさせ働かせ、

物置に閉じ込めて60代の医者と強引に結婚させようし・・・

最終的には大きなお屋敷で優雅に暮らす奥様になり、落ちぶれた継母たちと対面する。

読んでいて胸がすかっとする場面である。

不思議なのが、姫をひどいめに合わせた継母に周囲の者たちは仕返しをしたがるが、姫はあれだけ意地悪されたにも関わらず

継母を決して恨んでいる様子をみせず、対面した時に目の前の落ちぶれた継母たちに(今までのことを水に流して)

これからの生活の面倒を見ようと言うのである。

あまりにも人が良すぎるのではないだろうか。

と思う私が意地が悪いのだろうか。

西洋のシンデレラはお城に上がって王子様と結婚し幸せになった後、あの意地悪な継母たちはどうなったのだろうか?

あとがきによると、原典は4巻まであり、この本は田辺さんが三巻の始め位までを現代風に味付けして書いたものだという。

あとは急につまらなくなり、現代のセンスでついていけない部分があるそうだ。

源氏物語と比べてしまうと内容的には魅力は薄いのだけれども、原典を読んでこの後を知りたいような気もする。

それと召使いの阿漕ぎ(あこぎ)と帯刀(たちはき)の個性が非常に好ましく面白かった。


【今日のいいこと】

ここ最近風邪が治ったりぶり返したりと抜けきらない。

今日も寝たり起きたり・・・

昼食に主人がひき肉とたっぷりのニンニクで本格的な坦々麺(たんたんめん)を作ってくれた。すごく美味しかった。

一緒に買い物に行き、一匹30円のサンマを4匹買う。これだけ安いと嬉しい。

ベッドで休んでいる間(図書館で借りてきた「おちくぼ姫」を読んでいた)、夕食にサンマの塩焼き

と圧力なべでサンマの煮込みを作ってくれた。煮込みは骨まで軟らかくてとても美味しかった。

いつも優しい主人に感謝です♪

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Last Modified : 2019-08-08