時のメロディー・花と犬とアートな日々

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詩 「一本の木」


「一本の木」

日差しも若葉も虫も
まだうとうとしている
この短い期間だけの
我が家の週末のお楽しみ

小鳥のさえずりを聴きながら
お庭の小さな
白いテーブルでの朝食

ホームベーカリーで焼いたパン
スクランブルエッグ
ウインナ
摘みたての庭のエンダイブと
トマトのサラダ
コーヒーと紅茶


「お隣のワンちゃんがこっちを見ているよ!」
「小鳥の巣があるのかしら?」
「小鳥がいったん集まる場所なんじゃない?」

食べている間だけ、
些細な会話がはずむ


食べ終えたあなたは
庭の植物を見て回っている

せっかちなものだから
戻っていったん椅子に座っては
また立ち上がり、そしてまた座る

待ちきれず食べ終えていない
私を一人残して
とうとう部屋の中に入る

あと3分、ゆっくりと
待ってくれたらいいのに


私も部屋に戻り
食器を片づけ終わってふと見る

あなたはソファーに座り
ネットで木の名前を調べている


そういえば
葉がしおれて見えるとか
元気がないよねと
その木の話題もしていた


調べてもわからないと言うので
掲示板で教えてもらおうと提案し
木の写真とともに書きこむ

「この木の名前を教えてください」


そんなに早く
答えがつくわけがないのに

答えがついたかな?って
ちょくちょくあなたは見ている

その光景が可愛いやら
可笑しいやら


でもなんと2時間後位に見たら
答えがついていた!

「名前がわかったよ!」

って喜ぶあなたは

「元気が無いんじゃなくて
もともとそういう木なんだよ!」

って私に教えてくれた


もしかしたら私が気にしていたから
調べてくれたのかもしれない


こんなことから
木に興味をもちはじめたあなたは

外出した時もきょろきょろ
似た木を探していた

この木と同じなんじゃない?
って全く違う木を指さしたりもしていた


その日の夕方
早く掲示板にお礼の返事を書くようにと
私に何度も促した

明日でいいんじゃない?って
私がもたもたしていたら

とうとうあなたが掲示板に
お礼を書きこんだ


知らない人から
親切に教えてもらったことが
よっぽど嬉しかったのかもしれない


仕事人間で
昔から興味があったこと以外は
関心をもたなくって
面倒くさがりだったあなたが

こうしてたった一本の木を
一日中気にかけていたこと
共通の話題で盛り上がったこと

そんな小さなことが
なんだかとっても嬉しかった

昨日は
そんな一日でありました



・・・・・・・・・・
昨日の日記を、「詩」として書いてみました。

今の季節、新緑が本当に美しいです。

車で走っていると、街路樹の茶色の枝に遠慮がちに顔を出した萌黄色の葉っぱが霞がかって見えて、なんともいえない風情があります。

葉を落として枯れたように見える裸の木が春にまた葉を茂らせる。
その生命力のたくましさにあらためて驚かされます。

木に限らず自然ってすごいし、癒されます。


最近、主人にとても辛い出来事がありました。
寝る時も朝目が覚めた時も、とてもつらそうで見ていられませんでした。
そばにいてあげないと心配でした。

主人が日ごとに以前の明るさを取り戻して元気になってきて嬉しく感じます。

テレビでも紹介されたそうですが寝る前のアロマ(ラベンダー、オレンジ)もいいようです。
毎日のお手製の野菜ジュースも健康のために続けています。
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Last Modified : 2019-08-08